VTuberグループ「にじさんじ」は、2025年に活動開始から8周年を迎えた。
数多くのVTuberプロジェクトが生まれては消えていく中で、なぜにじさんじは、ここまで長く、そして幅広い層から支持され続けているのだろうか。
8周年記念として展開された特別配信やビジュアル、リアルイベント「にじフェス」は、単なる周年企画ではない。
そこには、ライバーとファンが同じ空間・同じ目線で楽しむという、にじさんじならではの文化と強さがはっきりと表れている。
この記事では、にじさんじ8周年をひとつの節目として、
なぜここまで人気を集めてきたのか、その理由を分かりやすく解説していく。
にじさんじ8周年記念とは?にじフェスに象徴される“ファンと祝う周年
にじさんじは2025年に活動開始から8周年という大きな節目を迎えた。
これを記念し、公式からは記念ビジュアルの公開、特別配信、限定グッズの販売など、さまざまな周年企画が展開されている。
周年ごとに規模を拡大してきたにじさんじだが、8周年ではこれまで以上に
「ファンと一緒に祝う」という姿勢が色濃く打ち出されているのが特徴だ。
その象徴とも言えるのが、にじさんじ最大級のリアルイベント
「にじフェス(にじさんじフェス)」である。
にじフェスは、ステージイベントや展示ブース、限定グッズ販売などを通して、
ライバーの活動やにじさんじの歴史・世界観を体感できる大型オフラインイベントだ。
単なるライブにとどまらず、「にじさんじ全体を祝うお祭り」として設計されている点が大きな特徴となっている。
配信文化を軸とするVTuberグループでありながら、リアルイベントでも高い集客力を誇る点は、
にじさんじが長年にわたり第一線で支持され続けてきた信頼と影響力の大きさを物語っている。
にじさんじとは?初心者向けにわかりやすく解説
にじさんじは、たくさんのVTuberが集まって活動しているグループだ。
運営しているのはANYCOLOR株式会社で、主にYouTubeを中心にLIVE STEAMS(ライブ配信)を行っている。
難しく考える必要はなく、
「いろいろな人が、毎日それぞれ配信している場所」
という理解でまず問題ない。
所属しているVTuberは、にじさんじでは「ライバー」と呼ばれ、
それぞれが個人として活動している。
配信内容はゲーム実況、雑談、歌配信など自由度が高く、
決まった番組進行があるわけではない。
また、ライバー同士が一緒に配信するコラボ配信や、
仲の良いメンバーで組まれたユニット活動も行われている。
ユニットでは企画配信や歌、トークなど、
個人配信とは少し違った雰囲気を楽しめるのも特徴だ。
配信は、配信者と視聴者がコメントを通して会話しながら進んでいく。
この双方向性の強さが、にじさんじらしいスタイルと言える。
そのため、
- VTuberを初めて見る人
- 作業しながら何か流したい人
- 特定のジャンルにこだわらず楽しみたい人
にも向いている。
にじさんじの配信は、
「最初からファンでないと楽しめない」雰囲気が少ない。
たまたま開いた配信を少し見て、
気づいたら別の日もまた見ている――
そんな入り方がしやすいのも特徴だ。
にじさんじとは、
VTuber初心者でも気軽に触れられ、
個人配信もユニットも自分のペースで楽しめる
“入口の広いVTuberプロジェクト”だと言える。
にじさんじで特に人気のライバーたち
にじさんじには多くのライバーが所属しているが、その中でも特に高い人気と知名度を誇るライバーが存在する。
ここでは、登録者数、視聴数、SNSでの話題性、長年の活動実績などを踏まえ、代表的なライバーを紹介する。
葛葉
にじさんじを象徴する存在。
ゲーム配信を中心に圧倒的な視聴者数を誇り、長年トップクラスの人気を維持している。
壱百満天原サロメ
デビュー直後から社会現象級の話題を集めたライバー。
独特のキャラクター性とトーク力で、現在も高い注目度を誇る。
叶
安定した配信頻度と親しみやすい雰囲気で、幅広い層から支持されている。
ユニット活動での存在感も大きい。
にじさんじの人気ユニットを紹介
にじさんじでは、個人活動だけでなく、ユニットとしての活動も高い人気を誇っている。
ChroNoiR(クロノワール)
葛葉と叶によるユニット。
にじさんじを代表する存在で、圧倒的な知名度と安定感を持つ。
ROF-MAO
バラエティ色の強い企画力が魅力。
配信・イベントの両面で高い評価を得ている。
VOLTACTION
音楽やライブパフォーマンスを軸に人気を伸ばしているユニット。
若年層を中心に支持を集めている。
ユニットならではの掛け合いや関係性も、にじさんじの大きな魅力だ。
まとめ
にじさんじが8周年を迎えた理由は、単にライバーの人数が多いからでも、話題性のある企画を続けてきたからでもない。
最大の要因は、視聴者それぞれが自分なりの距離感で関われる環境を作ってきたことにある。
特定のライバーを深く応援し、
同じ推し同士で交流を楽しみ、
箱全体をゆるく眺めるように関わっている。
もちろん、感じ方や楽しみ方は人それぞれ異なるが、
推し方の違いが共存できる文化が成立している点は、にじさんじの大きな特徴だと言える。
さらに、切り抜き動画の存在も見逃せない。
リアルタイムで配信を追えなくても、
話題になった場面や盛り上がった瞬間だけを後から知ることができるため、
「すべてを把握しなければならない」という負担が生まれにくい。
この仕組みが、忙しい人でも無理なく関わり続けられる理由のひとつになっている。
にじフェスに象徴される周年企画も、
運営やライバーだけが主役になるのではなく、
ファン同士の交流や共有体験を含めた“箱全体のお祭り”として設計されている。
だからこそ、8周年という長い時間を自然に積み重ねることができたのだろう。
流行の移り変わりが激しいVTuber業界において、
8年続くという事実は偶然ではない。
にじさんじはこれからも、
深く推す人、ゆるく楽しむ人、途中から参加する人
そのすべてが共存できる場所として、独自の立ち位置を保ち続けていくはずだ。



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